
生駒ローカルフォト、第5回目の駅は閑静な住宅街「東生駒駅」。生駒の隣駅で、1日の乗降人数の多さは市内で二番目。どこを歩いても魅力を発見できそうなまちです。生駒市在住の参加者からは「東生駒、一回で終わるのはもったいない」という声もありました。

駅前から見える生駒山 駅舎の屋根は生駒山のかたち
どこを歩くかは集合後に決める、行き当たりばったりの旅。この日は駅から東に向かって出発しました。たくさんの素敵に出会えますように。
生駒市立病院を過ぎると、公園が見えてきました。皆さん自然と足が向かいます。
ここは「どんぐり公園」の名で親しまれている東生駒北第1公園。黄金色のどんぐりの木々が、朝陽に照らされて、きらきらと輝いていました。

公園の坂を上がると、閑静な住宅街へと出てきました。庭木には秋の名残が見えます。

住宅街の中に、突如現れた長い階段。登った先には何があるんだろう…。皆さん口を揃えて「ここ行ってみたい!」と釘付けになりました。
階段を登った先は、矢田丘陵遊歩道につながっていました。矢田丘陵は生駒市から斑鳩町まで続いている、なだらかな丘です。東生駒駅から徒歩数分の住宅街から、森林浴ができるハイキングコースに入れるなんて、オドロキでした。

しばらく遊歩道を散策しました。色や形がさまざまの植物や木漏れ日が美しく、とても心癒される時間でした。

遊歩道から、ひょっこりと街中に出てきました。なんだか異世界から突然現実に戻ってきたような感覚…。

道路沿いを歩いて行くと、菜畑駅の近くまでやってきました。昔ながらの趣が残る家々が建ち並び、祠のお掃除をしている近所の方もいて、ほっとできる風景に出会いました。

あっという間の2時間の旅。最後には次回の目的地を決めるルーレットを行います。回すのは、初参加の人。次回は「萩の台駅」に決まりましたよ。
皆さんの個性が光る、東生駒スナップセレクションです。
生駒市のホームページに矢田丘陵遊歩道のハイキングマップがありました。いい季節になったら、ぜひ訪れてみてください。
(text)Reyka(@reyka.morimoto)
イコマカメラ部では地域の魅力を写真で伝える活動をしています。次回は萩の台駅です!
ローカルフォトの開催をお楽しみに!